3月21日の本部講習会に出席しました。20日夜に帰国、一夜明けて早々に広島へ。一時間ほど遅れての講習会(三日目)参加です。
大小詰、大小立詰を稽古しました。
たま~に、フランス人に相手になってもらって稽古をしていますが、これだけ集中して稽古をしたのは初めてのことです。大小詰は自分の体の使い方の良し悪しが如実に出てしまう形です。力を使っているか否かを直接問われるのです。柔術技法なので、相手を崩したり投げたり?するのですが、力に頼っていてはうまく効きません。力で投げようとするのではなく、力を入れずに形通りに動けば相手が勝手に転がっているという状況になるのです。不思議なのです。柔術の醍醐味でしょうか。
技を掛ける方も楽しいのですが、掛けられるほうも不思議な感覚です。抵抗できない。
横浜支部長にも技を掛けて頂きましたが、やっぱり抵抗できないし、あれあれという間に転がされているのが不思議なのです。
私(北大阪支部長)が不思議なのではなく、技が不思議なんですよ。←横浜支部長!
自分がどういう風に転がされているのか分からず、何度か技を掛けてもらっただけで、私(北大阪支部長)が不思議なのではない。←横浜支部長!
横浜支部の稽古日誌
http://kanoukan-yokohama.jimdo.com/2016/03/19/貫汪館-居合講習会-雑記3/
上手な人に掛けられると、本当にどうしようもなく崩れて転がってしまいます。
師匠には受け身を褒められました。たしかにフランスで受け身の練習を始めましたが、今回は私が受け身をしたのではなく、勝手に転がされて知らないうちに受け身になっていただけで、お褒めにあずかっても私の受け身がいいのではなく、相方の崩しがよいのです。あー残念。
大石神影流陽之表を午後に稽古しました。
久しぶりに相手を頂いての稽古ですので、嬉しくって仕方がありませんでした。
それでつい、ほとんど休みなく稽古をしてしまって、お相手には申し訳ないことをしました。でも、とてもよい稽古が出来たと思います。
十か月近く師匠の前で稽古をしていませんでしたので、どんなご指導を頂くかと内心戦々恐々としていました。自分なりに稽古を続け、ある程度の成長を感じる以上に、至らないところに多々気付くようになり、一体自分はどのようになっているのであろう?と何だか自分で自分がよく分からない状態になっていたからです。
もちろん、多くのご指導を頂きましたが、根本的な過ちはしていないようです。
自分の稽古と工夫を続けていくことにします。
日本は三連休の最終日でした。帰りの新幹線は大混雑。
私は手際よく(実はたまたま)指定席のチケットを予約していましたが、横浜支部長は自由席ということで(別に横浜支部長が手際が悪いと言っているわけではありませんが、ごにょごにょ)、帰りの新幹線は別々になりました。
帰りの新幹線の中はいつも忙しいのです。指導頂いた内容をメモして、おつまみを食べながらビールを飲まねばなりません。しかも久しぶりの日本なので、やっぱり500mlじゃないと。やっぱり2本…。
気が付くと新神戸でした。時差ボケとビールと稽古疲れで眠ってしまったようです。毎度毎度、よく新神戸で起きるなぁ。不思議。
今日の稽古は講習会の復習をしたので、そのことを書こうと思っていたのですが、前段が長くなってしまった。以下略。